妖怪の園~その1~まずは小手調べ [テニスつれづれ]
そう、ここは都内某所。
工場や資材置き場、浄水場などがたちならぶコートの一角、「え?こんなところに?」ってところにコートが。そこには、キラーン★といわんばかりの鋭い目・・いえ、にこやかな目が私たちを優しく迎えてくれました。
「いいのよ~」それが合い言葉。
「覚えてらっしゃい」それが捨て台詞。
「奴、潰す・・」と心のなかで思っている(人もいるかも)
それがマダムの園。
一見クールな中に秘めたる闘争心ってのはよくありますが、こちらは「むき出したる闘争心」なのであります!怖いわぁw
ではついたことだし・・さて練習を・・ラリーでもしようかな?
「もう試合するわよ!!(ギラリ)」「は、はい・・・」
お昼ご飯をかっくらったのち、
即刻試合。最初は卑弥呼さんと組んで、バッハさん&ドナドナさんペアだったかな~。
最初だし、コワイし、ヘロヘロサーブをぽーんっと。すると・・・
「本気、だしていいのよ~(ニヤリ★)」
ええ~っ。本気なのに・・・これって新手のプレッシャ~!?
よ、よーし。
ゲームの序盤から甘いボールを何度かポーチして得点へ。
高いボールも処理しまくりました。もう、こうなりゃ本気だい。
へっへっへ。妖怪退治じゃぁ~~!!!
ペアの卑弥呼さんは、最近負傷されていたということで、はじめこそ調子が悪そうでしたが、
調子があがってくると、さすがお上手。丁寧にボールを処理されていました。前衛の嫌がるところを狙いながら徐々に前へ。相手のかたは「??」と思っている間にボールを決められていることがおおいのではないでしょうか。美貌の陰に隠れた闘志。妖怪大帝国のボス級です。要注意です。(笑)
それから、卑弥呼さんの特に上手なところは、無理に打ち込まないところなんです。つなぐところ、攻めるところの切り分けがはっきりできています。
対するドナドナさんは、純フラッターといわんばかりの鋭いボールの持ち主。
絶対にボールを浮かせないんです。それで鋭いダウンザラインが返ってくるものですから、なかなか相手は大変です。ボレーも的確、前にも詰める。
インスティンクトにしてからはあのパワーを押さえ込むのが大変らしいですが、きっといろいろな猛者どもを一網打尽にしてきた彼女のこと、きっとインスティンクトも手玉にとって~・・・あ、今アウトしたw
バッハさんがネットにたつと、彼女の血が騒ぐらしく、勝負よ!といわんばかりにパスをうちにいくドナさんを3回くらい見ました。
ドナドナさんのフォームはきれいです。両手バックは体を絞り込むようにシャープにラケットを振り出しています。ただ、インスティンクトをフラットで打つとさすがにオーバーしやすいので、ラケットヘッドを走らせて若干スピンをかけるようにすると、このラケットのいいところがでます。
なにしろこのラケット、打球感が最高で、本当にスピンをかけやすいラケットなのです。
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