なんとか勝利 [テニスつれづれ]
『振り切ったボールがしゅるしゅると音を立ててダウンザラインヘ。
ボールはコーナーギリギリに落ちる。』
この瞬間がたまりません(自己陶酔モード)
前の投稿でもありましたが、先週試合に行ってきました。
3人でのリーグ戦で、6-4、6-4で何とか2勝。
記念のクオカードをいただきました。(表彰状のデザインになっています)
さて、試合の内容ですが、最初はテニス歴20年のおじさま。
ダブルス中心ということで、巧みにアプローチ&ネットの展開にもってきます。
さらに、こちらが前にでたときには何度も頭上を越えてくるショットを打ってくるため、手強いです。開始早々、なんと、最初のサービスをいきなりブレイクされてしまいました。
ここで、リターンを見直し、スライス気味にコンパクトに当てるリターンへ。
そう、これで相手の足下を狙います。
ボレーボレーでの展開では勝てませんので、ベースラインで勝負。クロスのラリーで相手がひるんだ隙に前にでてドロップショットかスマッシュ。これが甘く、ロブで返されることもありましたが、このパターンでいくつかポイントをいただきました。
それから4-4の展開から、今度は調子があがりだした自分がリターンから攻め、ブレークして4-5へ。最後はキープして4-6で勝利しました。
こういう方は調子が崩れにくいので、自分のテニスをしっかりできるかが鍵となります。
こういう条件の中で、自分をしっかり保ったテニスができたのは収穫だったなぁ。。前回の教訓が生きています。
次は主宰者の方。
そう、あのHPを書いている方です。
テニスについて熱く語っている彼ですが、本人は非常に穏やかな方です。
ただ、試合になると、いきなりプレッシャーをかけ始めました。
「あー、左なんだな・・ということは、こっちを狙えば・・」(ぶつぶつ)
コートの向こう側で一人ごとをつぶやいていますが、「バックを狙うぞ」ということを宣言しています。
私が、オフネットのプロフィールに「バックが苦手」と書いているせいでしょうか(笑)
この方のプレイですが、さすがよく練習しているだけ合って、ゲームの組み立てがよくできています。ショットにも安定性があり、コントロールロブもよくできています。さすが、寒川で鍛えられただけあるなぁと感心してしまいます。
こういう方に対しては、コースをついて相手を振り回して、バランスを崩してミスを誘うしかないかな、と想いました。
クロスラリーのあと、ダウンザラインへ。
または浅くなった球を前にでて、うちこむフリをしてドロップショット。
また、リターンで甘くなったセカンドを叩く。
こういうプレーで、何度かポイントを取ることができました。
一気に3-0。
サーブも好調で、相手の方のコメントにもあるように、とにかくサーブに徹しました。やや厚い握りのスライスで、ジャンプして振り切ることを心がけました。
けれどもファーストは90%くらい、セカンドは70%くらいと、丁寧に入れることを心がけたおかげで、ダブルフォルトは1ゲームに1回ずつくらいだったと想います。
と、ここまでは好調だったのですが、相手がアンダーサーブを使うなどして精神的な揺さぶりをかけてきました。ここでちょっと同様したのか、ミスを連発。ネットを取ってもロブで抜かれだし、試合は一気に3-2へ。ストローク戦でもシコラーの戦術に切り替えられていたと想われます。
4-3となり、かなり追い詰められてきました。
自分のペースを取りもどさなければ・・・と想い、考えたのは、
「もともとリードなんてなかったんだ」って想うことにしよう、という作戦。
自分は不利な状況で、負けていて、追いかける立場なんだ、と自分に言い聞かせるようにしました。
そこから再び盛り返し、5-4へ。
相手も自分の打ったアンダーサーブのためか、自分のサーブを見失ったらしく、最後はダブルフォルトでゲームセット。苦しい試合でした。最初の3ゲームのアドバンテージがなければ負けていました。それだけ、自分は長続きしない(苦笑)ようです。
競り勝つというのはとても苦しいですが、格別な勝利の味がありますね。
今回、試合をしたのはとても良いことだけど、焦るとミスってばかり・・っていう自分の脆さを再確認。
やはりまた基礎に戻っての練習が必要なようです。
いつまでも楽しく [テニスつれづれ]
土曜日はテニスオフを利用して、インドアのコートにいってきました。
ここは、なんと床がフローリング。トップスピンは問題ないのですが、スライスが、まるで引き付けられたかのようにみよーーーんと伸びて来ます。(まじですってば、まじで)
この環境下の中、心掛けるといったらやはりとにかくボールの後ろに入ること。スライスがくると思ったら、しっかり腰をおとしてボールを押し出すように打って行かないと、あっというまに差し込まれてしまいます。
こうなるとしばらくはバックハンドのトップスピンは使えません。必然的にスライス気味のボールが多くなっていきました。
一緒にいた方は年配の方がほとんど。
皆さん、テニスを楽しんでプレイしていらっしゃるかたばかり
ですが、中には試合に燃える方も。
こうしてゲームははじまりました。
今回は誘ってくれた方が結構レベルの高い人なので、あまり手はぬけません。(というか、自分のほうが緊張してたし・・・)
中には構えが仁王立ちの人がいらっしゃいまして。。
なんだか気迫を感じます。こういう人には負けたくありませんねw どーんとポーチで取ってポイント。
皆さん、さすがミスが少ないですね。
ただ緩いボールがチャンスボールで返ってくるので、前衛ではかなり楽にポイントをとりました。
一緒に参加したEさんですが、うち負けないところがすごいパワフルな方なのですが、相手からのバックからのパッシングを簡単に裁いてたのは驚きです。しかも片手はグリップ、もう片手はスロート。。。ってあれれ?
でも、パワフルなのに絶対うち負けないのには理由があります。それは、脱力がきちんとできている点。フォームは独得ですが、脱力がきちんとできてるから、体がすぐに反応する準備ができているのですね。。
参考になりました。
一回だけ、女性と組んで、ミックス対男子ダブルスで試合をしたところ、なんと勝ってしまいました。ポイントは雁行陣で徹底的に守りと攻撃を分けたところ。(私が前衛、女性の方が後衛でした)
お互いの得意なところがでると、うまく行くものですなぁ・・・
それがテニスの醍醐味のひとつかぁ。。。
結局、4ゲーム先取で7試合くらいやって、2つ以外は全部勝利。勝ち負けに少しだけこだわって、サーブはとことん攻めましたが、それがよかったようです。
今日は自分よりかなり年上の方と楽しんだテニスでしたが、主宰者の方はテニスを再開してから1年くらい続けているようで、成果が出なかったことを悔いていました。
まあ、負けが込んだときには誰しも考えてしまいますが、そんなに落ち込まずに、いつまでも楽しくテニスができたらいいですね。
最近は私もパワーテニス気味になっていますが、基本は一緒です。細く長くが続けばいいですよね。
いつでもみんながテニスを楽しめる時間や場所があればいいのに。こころからそう思いました。
さて、次はいよいよプチシングルス戦(生霊つき)について書いてみたいと思います。。
しっくりくる [テニスつれづれ]
いやぁ。だいぶプレステージがなじんできました。
先日、久しぶりにnTourを振ったら、振動止めがないとやばいことに気づきました。
嫌~な振動が。一方、プレステージはそんな振動がありません。
加えて、打ち込んだショットに対してはいいボールがとんでいきます。
変な振動もなし、振れば振っただけとぶ、本当に良いラケットです。
プレステージの細かい変遷はわからないけれど、信頼できるラケットを持つって大事だと思います
。ほら、負けたときに道具に当たることができなくなるしね。なので道具には妥協しない!
(って、雉子牟田直子プロも同じこといっていましたが・・それの受け売りってことでw)
そんな私めですが、先日nBladeを打ってみました。
んー、なんか、とてもマイルドです。ラケットにパワーもあるし、打ち込んでもよし、しのいでもよしのラケット。おまけに適度な軽さ。また良いラケットがでましたね。コスメは侍っぽいですが・・・
それから、コーチに勧められて、nSix-twoを。おお!スライスが伸びる伸びる。そう、ウィルソンのラケットはスライスがとても好きです。ラケットに任せるだけでいいスライスが返ります。どことなく地味で安っぽいコスメはともかくとして、人気がでると思います。使ってみてくださいね。
ウィルソンで打つスライスはこれだけ好調なのに、反面、プレステージで打つスライスは、浮いちゃうんですよね。技量のせいだとは思うのですが・・いったいなぜ?ラケットヘッドが走らないから?んー、へたくそにはわからないw
それから最近思うのですが、自分がもっとうまくなれるコツは、
「自分のテニスの技量のゾーンを一歩でてみる」
ことだと思っています。
レベルの高い練習会にでるととても緊張します。もちろんミスもしますが、緊張感を抱きながらレベルの高い練習会にでた数日あとに、レベルの低い練習会にでると、とてもリラックスして余裕に満ちあふれたプレーができます。
結局のところ、上達するにはその繰り返しの中でいかに自分のテニス能力の平均値を上げながらそれを重要なところで発揮できるか、が重要で、自分に対してあめとむち(使い方違うかもしれないけど)を繰り返しながら自分のゾーンのちょっと上、ちょっと下の練習レベルで練習を繰り返す。そうすることで、緊張感のなかでのメンタリティーと基礎をおろそかにしない、丁寧さを兼ね備えたプレーヤーになれるのかな、と。
なにいってるか自分でもわかりませんが、つまりはうまい人と練習するのも、お気楽極楽テニスの中でテニスをするのも、どちらもとてもいいことだ、ということです。
よくスクールとかで、「はやく上級にいきたい」とかいっている輩は多いと思いますが、初中級~中級レベルで多用される優しい練習の中で基礎を繰り返すのも、メンタルを使わない(くらいに無意識にできる)プレーを増やすためには重要なのだと思うのですよ。
で、よく試合とかで、「○年しかやっていないのにあんなにうまい~」というのは、自分が追い込まれてる環境の中で、限られた技術の中から自分のベストだと思っているプレーを維持できているからであって、それは本人の調子を保とうとする能力とかがとても優れているためだと思います。
自分の力の使いどころがしっかりしている、というか。
いずれそういう状況も限界がくるでしょうから、それにはもっと懐を広げて多面的なテニスをする。
するといろんな局面に対応できるテニスができる、イコール、強くなる。
ですから、技術の向上も大事だと思うのですが、たとえばいろんな人とプレーをして試合して負けるのは、とても良いことなのだろうと思っています。
まー、テニスにはまっているひとはきっと長いテニス歴になるひとが多いと思いますから、
試合も、練習も、楽しくいきましょう。それが一番!ってことですね。。
シングルスオフ [テニスつれづれ]
行ってきましたシングルスオフ。
このオフは、連休の穴を埋める・・ではなかった、苦手意識しているラリーでのメンタル向上のため、武者修行代わりに行ってきました。
相手の方を含めてメンバーは4人。うち主宰者の方はテニスエルボーのために欠席でした。
(お大事にしてくださいね。。)
一人はかなりご年配の方。そしてもう一人は体格のいい40代後半の方。テニス一筋!という感じです。
軽いアップが始まると、体格のよい方は弾道の高い軌道のトップスピンを打ってきます。バックハンドはやや手首を意識してのスピンとフラットの中間系ショット。それほどスピードはありません。
一方、ご年配の方は、スライスやフラットを多用するストローカー系の方、ボレーやオーバーヘッドは苦手のようです。
練習だけをみれば、正直私の方が上と思いました。
今回このテニスオフに参加したのは、「試合は場数を踏むのが大事」という言葉を聞いていたためです。いままでずっとシングルスは苦手意識が働いていたため、それならいっそ自分から挑んでやろうと思い、今回の申し込みに至りました。ですので、勝敗はそれほど意識せず、とにかく、「弱気にならず、ラケットを振り切る」ことだけを意識して行ってきました。
最初は年配の方と。
最初は互角の争いでした。最初は私も楽に点をとっていたのですが、打ち込むとミスが続き、2ポイント以上持続しません。
その後サービスゲームでミスをしてしまい、さらにダブルフォルトへ。それがデュースとなり、ブレークされてしまいました。
また、相手の方のスライスサーブが見事に私のバックハンドに入ってきます。結構スピードもあり、また当日風も強いせいもあって、裁ききれません。打ち込みにいくも、ボールはアウト。リターンを返せず、サービスキープされてしまいました。
この展開がしばらく続き、私は大事なところでのダブルフォルト、それから相手からのサービスを返せない状況が続き、ブレークできず。たいしたラリーもないまま終盤へ。そして結果、3-6で負けてしまいました。
勝った方が一回休みか継続かを選べるシステムだったので、私が連投になりました。
今度は体格のいい方。
この方、バックのフォームは手打ちなのですが、とにかく狙うポイントが的確で、かつ安定しています。試合慣れしている方のようで、打ち込まれてもロブ、パッシング、様々な弾道を用いてピンポイントにショットを狙ってきます。しかも意外とベースラインから離れることはありません。シコラーでありながら、徐々に前にも詰めてきます。懐は深いです。
そのうち、私はストロークをアウト、アウトの連発。パームアウトを効かせようと努力するも、まったく効果がありません。そのうち、ネットをとって前にでたときにいくつかポイントする時はありましたが、相手のピンポイントショットによるパスやロブを決められ、1-6でゲームセット。
結局、その方は年配の方にも1-6位で勝利し、そのあとのゲームも全勝していました。
気づけば私は、その後すべてのゲームを1-3、0-3、0-2、0-2で落とすという最悪の結果に
なっていました。
反省すべきは、攻めるという意識が仇となり、ダブルフォルトやアンフォースドエラーなどの凡ミスが多すぎた点。しかも、すべてのショットをスピードボールからの展開で攻めようとした点。
これで、ほとんど自滅しました。
相手から決められるポイントもたくさん合ったのですが、それ以上に私のミスが多かったです。
また、今後相手に勝てる秘策として、私でもポイントをもっと取れたなぁ・・という点もありました。たとえば、クロスラリーの中で相手をコート奥に押し込めてからのドロップショットや、ボレーで低めのボールを送り、浮き上がった球をスマッシュしたり、サーブ&ボレーを試みたときには、数ポイント楽に連続先取する、などの場面もありました。これらのポイントの味を忘れず、かつ持続するようにしないといけません。
私に対するアドバイスとしては、体格の良い方から、
「勝敗にこだわらないつもりならいいけど・・とにかくミスが多い。こんなにミスが多いと戦略というより、スイングを何とかするべき。相手は対戦していて楽だと思う。とにかくワイドに、ピンポイントにコースを狙い、相手に揺さぶりをかける、これが大事」
というアドバイスや、
「スピードボールで押すだけならそれだけの懐しかない、しかもそれが2球しかつづけられなければ、あ、3球目はないのね、と相手を安心させてしまう。やはり、ラリーを続けられる技術とショットに幅を持たせて懐を深くするべき」
というアドバイスをいただきました。
とても良い方でした。
・・・アドバイスの内容は一応、自分でも心がけてはいたんだけど・・・
自分もこのアドバイスを胸に刻みつつ、しっかりしたフォームを学習して、それを使えるような実戦でも磨きたいですね。(立ち直ってからの話ですが・・・・(TT) )
次回は14日開催のこれまたテニスオフシングルス編。
次回までに今回の課題を少しでも治せるよう頑張りマース。。
・・後日、あのときなぜにスピンがかかりにくかったのか判明。
Tennis雑誌をボーっと眺めていたら、パームアウトはラケットの打球面が体の外を向くようにすりあげるのが普通なのですが、自分は上の方を向いていました。これでは面が上を向いてしまい、ぼわーんと大暴走まっしぐらショットになってしまいますね。ラケット面はあくまで垂直にボールに当てて、こすりあげるようにするのがポイントとか。
うーん、理屈ではわかっちゃいるけど・・
オフネット参加 [テニスつれづれ]
ちょっと更新が遅くなりました。
というのも、GWで熊本にいっておりました。
いやー、熊本いいですね。
馬刺しに、いきなり団子に、有明の新鮮な魚介類・・
(食べ物だけかいw)
大観望からの景色や黒川温泉もなかなかよかったです。
皆様も熊本にいくときはレンタカーをぜひ。いろいろ動き回れますw
さて、先日は攻めるショットというのを試合の中で試してみました。
テニマガで宮地選手の攻めるフォアを参考に、回り込んで、少しフラット気味にすぱーんと振り抜く。
最初は失敗しましたが、そのうち一回だけできちゃいました。(練習でやれよ・・・)
ドフラットで叩いたボールでしたが、確かにやや高めの打点(腰のあたり)からいっきに打ち込むといつもの自分のショットとは違う世界のボールが返っていきました。結構びっくり。基本は、やはり打点ですね。ふりおくれると一気にホームランですが、ボールに集中して、しっかり振り抜く、これを心がけると何とかなりそうです。基本はシンプルなのですね。
先日うにこーちや皆さんとチャットしたときに、中級は技術の沼におぼれる(「おぼれる」、ではなく「はまる」、だったかもしれません)、という話を聞きました。技術的な面であれこれと考えてしまうために、逆効果になってしまうことがあるそうです。考えることは大事ですが、基本はシンプルなんですよね。注意です。
どれを集中的に考えればいいだろう?と悩んだとき、自分は「ボールに集中する」、これだけを守りたいと思います。
さて、本日は初のシングルステニスオフ参加です。
どうなることやら・・・
ラケットを振り切る [テニスつれづれ]
最近、ショットのたびに、毎度心がけていることがあります。
それは「ラケットをしっかり振り切れているか?」ということです。
一度身につけてしまった「自分で考えている、自分なりの、安定したショット」からさらに安定したショットを打つには、安定したゾーンを広げることが不可欠。そこには、フォームの再確認と実践が特に重要と感じています。場合によっては一度フォームを崩すことも重要と思っています。
単純ですが、安定したショットを打つにはラケットを振り切ることが重要です。
でも、頭でわかっちゃいるけど、そのイメージ通りでしっかり打てているか?
そして、ショットをごまかしていないか?
そういうことを反復して内省する必要があります。
私のショットはフォアはフラットドライブ気味のボールですが、つなぎのボールを打つ際に前衛の頭の上を越して後衛に届くようなボールがほしい。そのためには少々回転を多めにかけてネットの高い部分を越えるようなボールを打つことになります。でも、自分の打つボールはフラット気味のボールになっていて、トップスピンがかかっていない。これでは簡単にアウトになってしまうばかりか、甘い球は叩かれます。
ですので、上空高く伸びていってそれからベースラインあたりですとんと落ちるボールを打つために、まずはラケットをしっかり振り切ること。エッグボールとはいいませんが、ボールを厚く叩いてボールにしっかりとした勢いを乗せたい。これには自分の未知なる領域(ゾーン)での鍛錬が必要なのです。
またさらに、バックハンドでは、いわゆるトップスピンがまともに打てません。どんなに意識しても横振りになってしまいやすく、フラット気味か、あるいはぼーんとふかし気味のショットになってしまいます。ですから、ここでもイメージ通りにしっかり前でとらえられているか、しっかり腰で送り出せているのか、ラケットヘッドがしっかりと縦に返っているかどうかについて意識しつつショットを打たなければいけません。
一見不安に思っていても、「これでよい!」と思えるフォームで繰り返し、練習、練習。
これが、自分にとっての一歩を踏み出すきっかけになればと思っています。
FXPプレステ(1ヶ月インプレ) [テニスつれづれ]
FXPプレステにもだいぶなれました。(無理矢理?)
さて、1ヶ月ほど使ってみて、このラケットについての印象も変わってきました。
・ストローク
インパクトの瞬間、しっくりくる感じがわかってきました。
わずかに食い込むような感じを持ち、ラケットヘッドを走らせるように打つと、重いスピンがかかる感じがします。ただ、しっかり踏み込まないで打つとすぐに浅いストロークになってしまうので注意です。
一方スライスは、切るようなスイングでのスライスよりも、しっかりスイングを続けるように手首の角度を保つように打てば、いいスライスが返ります。ただし、ラケットヘッドを下げるようなスライスはNG。フォロースルーは気持ち振り上げるように打たなければいけません。基本通りに。
得意なのはやはりフラット系。バックでもフォアでも、ボールを一点で打ち抜くように打つと、それが低い打点だろうが、高い打点だろうが、矢のような返球が返ります。
やっぱり、これってMIDの良いところなんだろうなぁ。
重心が後ろ気味になろうが、おかまいなし。(いけませんw)
・ボレー
しばらく使ってみて、一番印象が変わったのがこのボレー。
とにかくボレーがしやすい。今まで自分が使ったラケットの中で一番攻撃的なボレーができます。
しかも、ラケット面にボールがしっかり乗ってくれ、打ち込めるとともにコントロールがつけやすいです。フォアボレー最高!面が小さい不安もなし。
バックボレーに苦手意識を持っているひとでも、基礎に忠実に打っていけば大丈夫だと思います。踏み込みともう片方の手の踏ん張りを忘れなければ、良いボールが返っていくと思います。
・サーブ
当然ながらウエイトが重いので、無理に肩をつかって振り抜こうとすると、逆に痛めます。ご注意を。
しっかり振り抜いた球であればある程度の威力はでます。ただし、ラケットの先端で打つときにはそれなりの慣性を働かせないとあまり威力がでないかもしれません。
トップヘビーではないので、ボールをつぶすように打つよりも、ラケットにボールを乗せるようにしてしっかり回転をかけることが吉なのではないでしょうか。
・その他
以外に(?)気にいっているのは、そのコスメです。
ワインレッドの心(?)w をよくわかっている。深みのある色です。
「♪もっと勝手に~」のほうではないです。
つまらないですね。はい、すいませんm(_ _)m
飛ばない、飛ばないといっているこのラケットですが、当然下手に打ち込むとアウトもします。
かといって、打ちこまないとネットもする。素直なラケットです。
それから、手と一体化する感じがするのも、このラケットの良いところです。
何がそうさせているのかわかりませんが、しっかり握っていても、手の中で遊ばせていても、非常に扱いやすいです。
※あたしさんは「ディアブロ」に似ています。とおっしゃっていますが、同感です。
ディアブロを少し重くして飛ばなくした、といっても過言ではないかもしれません。
唸れスピン [テニスつれづれ]
サービスライン付近にぽーんと放たれたボールを、えいやっと打つ。
今日は始めて打ち込みの練習をしました。
1球目・・・
えい!と打ったボールはネットの下へ・・
違う!違うって!
2球目・・・
さらに勢いよく放たれたボールはネットの下へ・・・
ありえない!?
思い出せ!ドライブボレーっということで、しっかり足を止める、ラケットを上に振り抜く、握りはちょい厚めを意識してボールを打ってみました。すると、いい感じのボールがベースライン近くに行きました。テニスってむずかしいなぁ・・・
スクール中級くらいの程度の人にとって、打ち込むショットって難しいです。
理由は簡単、そんなの打ったことない!
ショットの基本をやっとマスターしたくらいですから、攻めのショットはこれからなんですw
うまく打つコツ・・ですか?
やはりラケットを持っていない方の手をしっかり前に出して、サイドスピンをかけるように、ボールの2~3時方向(右利きの場合)から上に振り抜く。足は水たまりを越えるようにぴょーんと前に。
それから打点!重要です。食い込まれるとホームラン。多少無理をしてでも前でとらえなければなりません。
握りはイースタンとウエスタンの間くらいがいいですね。(というかそれじゃないと
打てない)
一方、こうしたショットをすべてフラットで打つことで光線のようなショットを放つ某Cさんはこういうショットを打つときに悦に入っていますw たまに妙な笑いが。アドレナリン?
レーザービームを打つならやはり、肘を曲げた状態でコンパクトにボールを叩く!
フラットのスピードにはかないません。。
ナダルVSフェデラーをみておもふ [テニスつれづれ]
平日を迎えようとしている日曜日の深夜、ふとGAORAにチャンネルを合わせると、マスターズカップが。モンテカルロの決勝戦でした。ナダルVSフェデラー。
フェデラーにとっては年間グランドスラム達成のためにとっても必要な試合。
ナダルにとっても2連覇を達成しフレンチへとつなげるためにも重要。そんな一戦をみていました。
ナダル君の試合は初めてだったのですが、1球1球がとてもすばらしいところへ入る入る。
この人に緊張って言葉はあるのかってくらいのびのびと試合をしていました。
さらに、ボールに対する姿勢がすばらしい。最初はフェデラーを応援していたのですが、「どっちも頑張れ」という風になっていました。
バランスを崩されながらも、膝をついても、とにかくラケットを振り切って最後の最後の瞬間までネットを越えるために全力を尽くす。ボールに対する気合いが込められたのが、ナダルのプレースタイルでした。
先日のナスダック100のルビチッチとはことなるプレースタイル。どこか泥臭いけど、ミスらない。豪快。かつ、正確。彼が人気なのも、そして彼の利用しているラケットが馬鹿売れするのもわかるような気がしました。
加えて、フェデラー。すべての策を封じられ、どんなにいいショットをしていも、それよりよいショットをナダルに見せつけられ、万事休す。
フェデラーのすごさはその体力にある、とナスダック100解説の辻野プロもおっしゃっていましたが、この日はさすがに意気消沈しているフェデラーを見てしまいました。
そういえば、最近ボールを一生懸命追いかけていない。プレースタイルにこだわりすぎ。
プロのプレイは真似できないですが、プロのボールに対する意識だけは真似したいです。